ウッドデッキは決して安い買い物ではありません。しかし、天然木の素材と質感は、生活空間に優しさをもたらします。 落ち着きある空間演出をし安らぎをもたらす天然木デッキは人工ウッドデッキでは作り出せません。 例えば、夏場の直射日光があたるテラスを天然木で作るのと、人工ウッドでつくるのでは表面温度が雲泥の差があります。天然木は熱くなりませんが、人工デッキは素足では火傷する程熱くなります。 テラスはたいがい窓付近に設置しますので室内への熱も考えものです。住み良い家を見つめるとウッドデッキは天然木にまさるものはありません。 住光ではお客様の予算と作りたいウッドデッキの内容を理解し、最前の材料と仕様をお客様へご提案いたします。ご提案を始めの基準として、そこから更にお客様一緒に創り出したいウッドデッキを考えてまいります。 長年使い続けるものですので、愛着がわき家の顔の一部となる素晴らしいウッドデッキになるよう考えます。 　　 オリジナルだから出来る自在の工夫

良く解る　ウッドデッキの価格　〜〜〜ウッドデッキの見積金額のしくみ〜〜〜
見積種類	発生条件	内容	概算目安の金額
【木の種類で価格に違いがでます】 〜材料〜		予算の範囲と作りたいウッドデッキにより、材料をチョイスしましょう。 金額をかければ、よりよい物となりますが、費用対効果を十分に検討し、何を重視し、何を妥協するのか明確にする事が良いウッドデッキをつくる事に繋がります。	天然木のなかで一般的に使われているウッドデッキに適している木材は、イペ、バツー、ウリン、栗、ウエスタン・レッドシダー、など長年屋外使用に耐えうる耐候性の優れた天然木が使われます。 一般にハードウッドというタイプがそれです。 DIYではハードウッドを使用しない場合も多いです。
【木の種類で価格に違いがでます】 〜加工〜		ウリンやイペといった材料はハードウッド(堅い)と呼ばれており価格も少し高く、 ウエスタン・レッドシダーは少し安いです。	ハードウッドを使用する場合、木が大変堅いため加工に手間がかかり加工費が高くなります。 ただし、ハードウッドを使用すると寿命が長くなります。
【木材の単価の計算例】		原木の単価は、１メートル×1メートル×1メートル、1立方メートルで算出されます。 木の種類、ランクにより、原木単価は違ってきます。	原木から板材を切り出しますので、 例えば、原木単価26万円の材料を使用しますと、 厚みが40mm、幅が120mm、長さ4000mmの場合 0.04m×0.12m×4m = 0.0192 m3 となります。 原木 260,000円/m3を使用すると 260,000円×0.0192＝4,992円/1枚 の材料費となります。
【切り出し加工費】		原木から板材に加工する加工費	原木を板材にした後に、磨き・塗工処理などを行う費用です。切り出しサイズ、枚数により異なります。
〜 ウッドデッキ参考価格例 〜　　目安です。
参考例１	１間×２間 約２坪	基礎、ウッドデッキ(バツー)、ステップ１箇所	基本価格 : ３５万〜３８万 オプション : 手すりフェンス(クロス) : １６万〜
参考例２	２間×２間 約４坪	基礎、ウッドデッキ(バツー)、ステップ１箇所	基本価格 : ６５万〜７０万 オプション : 手すりフェンス(クロス) : ２５万〜
天然木材の特徴　〜不良品ではなく性質ですので良く理解しましょう〜
発生項目	条件	発生項目イメージ	内容
■割れ・ひび	天然木材の特徴		天然木材は月日が経つと表面に「割れ」が入る場合があります。 乾燥・湿潤を繰り返し、乾燥した時に割れが発生しやすいのです。
■そり	天然木材の特徴		木材はその収縮作用によって、「そり」が発生します。 木の木目により反ります。木は乾燥すると縮み、湿潤すると伸びます。そのため年輪の輪の方向に反りが発生します。
■フシ抜け	天然木材の特徴		板の幅に対して１/3未満の「フシ」がある材が含まれます。また、これらのフシは経年変化によって、抜け落ちるものが有りますが、デッキ材としての強度に影響を与えません。 節も天然木の模様ですのでデザイン的に生かします。
■ささくれ	割れを見つけたら、その周りを良く調べる		経年劣化でまれに発生する事があります。素足で乗る事が多いウッドデッキでは見つけ次第処理を行いましょう。ケガ・棘の原因となります。 木裏をデッキの表側にすると左の絵のようなささくれが発生します。小刀などで切り取り、サンドペーパーで仕上ます。
■退色	天然木材の特徴		ウッドデッキは特に外光にさらされますので紫外線による退色が発生します。月日の経過にともない退色し、灰色（流木色）に変化します。 定期的な塗り替えをお勧めしております。
■スキマ・痩せ	天然木材の特徴		天然木材は年月により痩せてきます。痩せを最小限に抑えるには定期的なメンテナンスをお勧めしております。 デッキ床材などのスキマは、木の収縮にともない年月と共に大きくなります。

ウッドデッキに使われるハードウッドとは？　　目安として捉えてください

ハードウッド（堅木）という堅く、強く、長持ちする木材。 15年以上は持つであろうといわれている木材です。 比重も重く、持ってみればいかにがっちりしているかがわかります。またシロアリにも強く、丈夫というのは経済的にも助かり。 実際海外では30年くらい平気で使用されているものもあるようですし、 最近は「バツー」「イペ」など、耐久性を重用しする公共事業でも頻繁に使われているため、信用も非常に高いといえます。 ただし、木が堅いということは加工がし辛いと云うことです。専門業者へ頼むのでしたら堅め、DIYなら柔らかめのハードウッドをお勧めします。※堅めのハードウッドは本当に加工が大変です。

サイプレス（オーストラリアヒノキ）　比重0.7　原木約25.2〜31.5万円/１立方辺り　堅め度数★★☆☆☆

サイプレス材は、オーストラリアに生息するヒノキです。 　世界一白アリに強いと言われている高耐久性ウッドデッキ材で、ハードウッドの中では加工性がよく、ウッドデッキ作製が初めてでも、多くの人が施工されている材料です。最近テレビでお手ごろなデッキ材として紹介されていました。私の場合ガレージデッキのため、雨による木汁がもっとも少ないためこのサイプレスを使用しました。

アマゾンウリン　原木約26〜32万円/１立方辺り　堅め度数★★★☆☆

高耐久 性ウッドデッキ材の「インドネシア産ウリン」別名アイアンウッドは最近人気が出すぎて非常に品薄のようです。そこで登場したアマゾンウリン。『アマゾンウ リン』はインドネシア産ウリンと同等以上の耐久性があり、インドネシア産ウリンの弱点だった樹液もほとんど出ません。 今非常に人気の出てきているデッキ材です。サイズも沢山ありウッドデッキを作るには最適です。

セラガンバツー　比重0.9　原木約28.5〜31.5万円/１立方辺り　堅め度数★★★★☆

マレーシアに生息しているハードウッド材です。 　セランガンバツーは、 東京トリトンスクエアー、　東京駅、PCPビル1Fアプローチ（コーヒーショップ）等の 日本の公共事業、競馬場などにも多く使用されている安心、実績のある木材で、耐久性、価格、知名度、実績バツグンです。 耐久力・強度抜群です。

イペ　原木約30〜38万円/１立方辺り　堅め度数★★★★★

カリスマ・ハードウッドデッキ材。横浜大桟橋、海ほたるを始め、 多数の港湾、岸壁に使用されています。 高耐久性ハードウッドデッキ材！ 比重1で紹介している材料の中で一番重い木です。 木肌は緻密で滑らか、高級感があります。

ウリン（アイアンウッド）　比重0.9　堅め度数★★★★☆

東南アジア（インドネシア、マレーシア）で生息しており、現地では「鉄の木」と呼ばれ、一生腐らない木として認知されています。 また、ディズニシーや横浜ベイサイドマリーナなどの公共事業等で多数使われている知名度、実績抜群のウッドデッキ材です。比重0.9で非常の重い材料です。 雨にぬれると茶色い汁がたれますが、洗えばとれる程度です。（注：コンクリートですとなかなか取れなくなります。）ウリンで作ったデッキは非常に重量感があります。

ジャトバ（アンデスジャラ）　原木約31.5万円/１立方辺り　堅め度数★★★★☆

南米産の高耐久ウッドデッキ材。滑らかで光沢があり、イペと同等の耐久性を持っています。 色はかなり濃い赤褐色です。ウッドデッキの下に車や汚れて困るものがある場合は注意が必要です。木汁が凄いため、周りを汚しますので良く考えてチョイスする事をお勧めします。

ウエスタンレッドシダー 比重0.37　原木約17〜47万円/１立方辺り　堅め度数★★☆☆☆

日本では米杉(ベイスギ)とよばれるウエスタンレッドシダー(WRC)はカナダの木材です。 北米では、このウエスタンレッドシダー(WRC)はポピュラーで、日本でも数多くの実績があり、 安心してご使用になれるウッドデッキ材です。このページの中では一番加工性が良くコーススレッドを打つときも下穴無しでいけます。 ただ塗装は必要です。

レッドウッド　比重0.46　原木約31.5〜32万円/１立方辺り　堅め度数★★☆☆☆

レッドウッドは主に、カルフォルニアの国立公園の中で育ち、そのような場所柄、アメリカの厳格な規制の下で伐採数量が制限されており、(屋久島の杉の様に) 大変、価値のある木材であります。

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